No.248 1月号編集後記

 謹んで新春をお慶び申し上げます。
 本誌は来たる3月で記念すべきNo.250になります。創刊は1963年4月。ルーツは1954年秋に逝去された日本ライトハウス創設者で大先輩の岩橋武夫氏から「全国に散らばっている盲大生の意見交換や研究発表しあう機関誌が必要。編集さえしてくれれば作業と経費は持つ」と言われ、誌名も氏の提案で「新時代」とし、私も編集に関わりました。私の卒後まもなく、日本盲大学生会は自然消滅してしまいましたが、文月会(日本盲人福祉研究会)を立ち上げ、全ての事業を引き継ぎました。同会は40周年を期に解散、再度事業をセンターで踏襲し今日に至っております。まさに本誌とは半世紀以上の関わりです。そんなこんなで後期高齢者のまっただ中ですが初心に立ち返り「待たれる雑誌」「信頼される雑誌」「正確で迅速な情報提供雑誌」を目指した誌面作りに無謀と執念をぶつけていきたいと思っている私です。本誌に一層のお引き立てをお願い致します。
 その250号にあやかり、連載の「先達に学び業績を知る」50人を単行本にします。諸先輩の生き様を知ることで、今を考え明日を見つめることができるのです。そして次の50人をまた計画します。1月4日生誕の6点式点字の考案者ルイ・ブライユを記念して論文とエッセイを公募し、その入選作品を紹介していますが、改めて考えていただくための論文・感動と驚きと共感を与えてくれるエッセイを共有していただきたいと願い、予備選考を通過した論文4編とエッセイ13編をまとめた作品集も世に送り出そうと思います。いずれも墨字・点字・DA ISYの3媒体を考え、費用助成をお願いしていますが、予算がつかなくても墨字版だけでも発行したいと思い準備を進めております。ご期待ください。(編集長 高橋 実)

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