No.283 12月号編集後記


 11月1〜3日、今年も「サイトワールド」が好天に恵まれ、盛会裏に終わりました。今回が6回目でしたが毎年3日間で5千人以上の来場者があり関心の高さに驚かされます。

 そもそもは点字文化を継承していますKGSの榑松武男社長の発案で日点の田中徹二理事長と私の3人で話し合いました。榑松社長や田中理事長はよく海外に出かけていますが、このイベントのように視覚障害に特化した展示会・講演会・研究発表等を一挙に行なう催しはないそうです。話し合いは主催、名称、日程等の検討から始まりました。名義は日盲委、実行委は日盲社協用具部会のメンバーを中心にし、日程は好天が続きやすい11月1〜3日、名称は「視覚障害者向け総合イベント・サイトワールド」、会場はアクセス至便な錦糸町駅から2分のすみだ産業会館、8階展示会場は45〜50ブースの出展、9階は各種講演会等に利用し、内容の差こそあれ今回までこの形で継続してきました。

 初回の折、「盲人がこんなに沢山同時に集まるなんて」と知人が驚いていましたが、混雑している会場内で「いやあ、元気だった?」「何十年ぶりかなあ」といった声や握手と共に足を止めているものですから大変でした。公的施設では認められない即売も認められ、用具等の即売をするブースは特売場を思わせる混雑で主催者としては嬉しい悲鳴でした。私の知り合いは旭川から視覚障害者を3人連れてきたとか。盛岡と大阪から毎年夫妻で来られる知人、3日間皆勤の来場者、有名無名の人たちが入れ替わり立ち替わり来場されるなど、もっと体制作りに知恵を絞らなければならないと思ってきました。
 私が事務局長でセンターが片手間に事務局をお引き受けしているのも限界に来ましたので、来年からは「名」だけだった日盲委に「実」も移して「より一層広くニーズに応えられるサイトワールド」を目指すことになりました。ご期待ください。(編集長 高橋 実)

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