No.300 5月号編集後記

 センターにとって、5月は記念すべき月です。本誌が創刊300号を迎えたことと、「チャレンジ」が創設15周年になります。
 昨年7月、センター開設25周年記念感謝の会でも申し上げたのですが、センターはこの2つの事業を含め、各種事業をいかに継続していくかが課題です。世間で言うところの、継続は「力なり」ではなく、私は継続は「支えなり」と考えています。
 『視覚障害』も6媒体で提供していますが、「墨字」が期待ほど読まれていません。300号を記念して、1963年4月の創刊から300号までの「総目録」を作り、多くの皆さまに読んでいただく努力をしますので、さらなるお力添えをお願いします。
 「チャレンジ」も障害者自立支援法などの施行で障害種別を越えた施設になり、昨年、就労継続支援B型になりました。

 次は、80日後の参院選です。パラリンピックの水泳や、早稲田を卒業後地元の浜松市立舞阪中の教壇に立ったことでも知られている河合純一さん(38)がチャレンジを決意したようです。センターでも推薦し、応援します。
 「0増5減」も「定数削減」の見通しもつけられない国会議員はいりません。この機会に信頼のできる行動する若い視覚障害者を国会に送り出すエネルギーを発散させたいものです。定数722人の中に視覚障害議員は今はいません。若い視覚障害者で誠実さが持ち味の河合さんを送り出すことに皆さまのご支援をお願いいたします。

 将来は河合さんだけでなく、若い視覚障害者が複数出馬して共倒れになるのではと不安がられるほどの環境になることを期待しています。私たちの先輩が身障福祉法制定のとっかかりを作ったと言われています。埋没する視覚障害者ではなく、突出する視覚障害者を合言葉に夏場を迎えようではありませんか。

(編集長 高橋 実)

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