No.321 2月号編集後記

 前号の本欄でも申し上げましたように、センターは「視覚障害者の自営業実態調査」を実施します。
 対象は原則として自助努力で生活に直結した仕事を立ち上げこつこつと継続している人です。中には七転び八起きしての自営であったり、七転八倒しながらも成功せず転身して現職にある人など多種多様な自営業です。
 もちろん自主努力で功を奏し、NPOなど法人格を取得して雇用に繋げている人もご紹介下さい。

 往々にして視覚障害者の自営業は理療と音楽(特に邦楽)と思われがちですが、そのような先入観はなくしていかなければならないと私は思います。ただ、この方面でもユニークなケースがありましたら取り上げたいと思いますのでご紹介下さい。
 取材させていただく場合は前もって趣旨を説明してご承諾を得ます。氏名、住所、電話番号、簡潔な仕事内容などを4月末までに手紙かFAX、メールでセンター宛てにご連絡下さい。詳しくは職員の星野敏康または伊藤周作にお尋ね下さい。

 センターでもその道の専門家6人を委員に委嘱して作業委員会を立ち上げて検討しています。 古い話で恐縮ですが、私が三療が不得手で落ちこぼれ、3年余、今で言う不登校時代を過ごしてやっと1951年ジャーナリストを目指すことになりました。1954年進学で上京して以来、今日まで「視覚障害者の職域拡大」に取り組んで参りました。地方公務員、国家公務員、普通校の教員、司法試験などに同僚と一般社会の力、支援と協力で点字試験を導入させました。当時仲間には学習塾や英語塾、電器屋さんなどを自営する者もいました。今はITなど、文明の機器を使ってユニークな自営をしている人も多いと想像されます。(編集長 高橋 実)

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