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2004年5月21日発行 第44号 社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター

支援センターだより

皆さまへ

 沖縄はすでに梅雨に入っていますが、本州もこの冊子が皆さまのお手元に届く頃には梅雨本番ということになっているのでしょう。これまでは真夏を思わせるような暑い日があるかと思いますと、寒い日もあったりで、皆さん体調を整えられるのにご苦労されていたようです。後述しますが、私は私用で4月下旬、我が故郷へ帰ってきたのですが、雪が積もったり霰が降ったりして、家の中ではストーブを焚いていました。元道産子の私でもいささかびっくりしました。これから、うっとうしい毎日の後にはぞっとするような真夏がやってきます。センターは100u余のフロアを2階・3階・4階と拝借しています。2階は、大半の通所者と読み合わせなどをして下さるボランティアで多い時には30人近くになることもあります。エアコンが隅々まで思うように効かないことと、それぞれが温度に敏感ですから、その調整も職員の頭の痛い仕事だと思います。私などは暑がりの寒がりでわがまま勝手なものですから、4階の住人は着るものの調整で困っていることだと思います。できれば、労務管理上と防災対策から、せめて1、2階のフロアが使えるところに移りたいと、いつも思っておりますが……。

 日頃は当センターに対し物心両面でご支援いただき、心よりお礼申し上げます。指摘するまでもなく、センターをとりまく社会的環境は、公的助成を受けていないこともあって財政面・運営面で厳しさを増しております。そのようなことからも、私を含め職員は心して日常業務その他に取り組んでまいる所存でおりますので、一層のご理解とご支援をお願いいたします。

 今回は、15年度事業報告と16年度事業計画を掲載します。私自身、これをまとめながら「歴史も実績も少ない零細施設がこんなに幅広い活動を」と驚いています。しかし、これすべて、センターの現状と未来を考える時、手を染めなければならないことばかりだと思っております。日頃の皆さまのお力添えをバネに努力しますので、重ねてご協力をお願い申し上げます。

 その16年度事業計画の中で「10.チャリティコンサートの開催」があります。東京フィルなどの協賛を得て開催したいと思い、3月の役員会に提案し他の項目同様、全員のご賛同をいただきました。その折、「事業の規模と私たちの力量からいって無理かもしれないので、一月ほど時間を与えて下さい」ということを申し添えておりました。その後、実現させるべく大所高所から検討しましたが、やはり今年度は難しい、という結論に達し、決算役員会で取り下げましたのでご了承下さい。近い将来、この種の事業ができるよう、力をつけていきたいと思っております。

 次に、さる5月28日の決算役員会で、これまで長年監事としてお力添え下さっていた社会福祉法人 東京光の家理事長の田中亮治さんが「業務多忙」のため辞表を提出されました。田中監事には平成15年度の監査をしていただきました。全員、事情を理解して承諾しました。後任に、私と他の作業所で監事をしております粂野良二さんを委嘱することを全員一致で認めていただきました。粂野さんは株式会社 粂野経営、粂野税務会計事務所を経営しておられ、税理士・中小企業診断士・社会保険労務士などの履歴の持ち主で、非常に信頼のできる力強い味方です。

 次は、私事で恐縮ですが4月23日から2泊3日の予定で我が故郷・深川に「一人」で行ってきた話です。24日は昨年亡くなったすぐ上の姉、25日は長男のそれぞれ法事でした。私も家内も7人兄弟ですが、家内の方は全員が元気で、その連れ合いも昨年亡くなった1人を除いてこれまた健在です。それに比べて、私の兄弟は5人が亡くなっており、その連れ合いも2人おりません。家内曰く「大分の私の兄弟は怠け者で、北海道のあなたの兄弟は働き者だから……」と、なんとも返答のできないことを言っていますが、北と南で何か理由付けができるのでしょうか。

 実は、点毎の記者時代に叩き込まれたことも手伝って、今回もついでに1、2泊増やして3つほど『視覚障害』の仕事をしてこようと、家内の了解を得て帯広にある北海点字図書館など3カ所にお邪魔することにしていました。ところが、出かける週になって家内がインフルエンザにかかり寝込んでしまい、6日目に肺炎が併発して、私の旅行中に入院しました(5月9日に無事退院して、今は元気ですからご安心下さい)。突然のことで仕事は全てお断りをして、私事だけで羽田−旭川間を一人旅しました。2人で飛行機を利用している時からいつも感じていたことですが、航空会社の徹底した、心のこもったサービスに感心し、頭の下がる思いでした。ですから、今回の一人旅も急にそうなったわけですが、何の不安もなく空港のカウンターからカウンターまで、思いきって一人旅ができました。あれほどきめ細やかなサービスが社員教育だけで身に付くものだろうか、と考えさせられたものです。

 私は1958年に結婚してからは家内や子供、点毎の社員、友だち、センターの職員やボランティアと一緒なので、「上手に感じ良く相手に世話になるコツ」を身に付けていないように思います。航空会社の人に限らず、「世話を積み重ね」ていく中で、サービス精神が培われていくのだと思います。ですからなおのこと「そんなにご遠慮なさらなくても」とか言われないようにしなければ、と思ったものです。このことに限らず、私は、お世話して下さる方に好印象を持ってもらえるように振る舞わなければならない、と心がけてはいるのですが……。

 私は昔、飛行機なんぞは利用できる乗り物ではないと思っていましたから、飛行機に初めて世話になったのは1966年、子供たちと4人で北海道に行った時です。初めての上に、千歳で降りられなくて出直しをしたものですから、なおさら飛行機は好きではありませんが、仕事以外でも、郷里が私は北海道、家内は大分ですから、いやが上にも空の旅になってしまいます。JRでもよく仲間が改札から改札まで世話になる、という話をしていることに遭遇して、時代の変わりように驚いています。

 私は高校時代の1950年から4年間は盛岡から、1958年の大学時代までは東京から、年に3、4回、北海道の郷里に一人で帰りました。大学卒業と同時に結婚しましたので、その後は前述のように一人歩きはしておりません。一人歩きをしている頃は青森と函館間が青函連絡船で、いずれも汽車や船から乗り継ぐ時に、大半の人は席を確保するために一斉に走り出すわけです。したがって私は汽車の場合は車掌さんに、船の場合はボーイさんに「見えないものですから、乗り継ぎの時には係の人に案内を頼んで下さい」と必ずお願いしたものです。そんな時、大抵「私たちはあなた方のためにいるわけではなく、たくさんの人たちの世話をします。身体障害者割引で急行券や乗車券が半額になっているのだから、身内の人とでも旅行してもらわなければ私たちは大変な思いをするのですから、今後、心がけて下さい」と言われたものです。そんな時「見えないなるが故に」という気持ちよりも、「身障割だけで片付くものではなく、そのための時間を費やしてくれる人がいなければ」などといった説明が口まで出てきていました。私はそんな時、「青函トンネルが早くできてくれれば、こんな思いもしないですむのに」と思ったものです。

 私の口癖ですが、バリアフリーはハードだけでは駄目で、何より肝心なのはソフト、心だと言っています。そのような社会がだんだん訪れてきているように思いますが、これからも私たち自身も心を開き、大きな声で理解されるような訴えをしていかなければ、と思っております。

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第2回チャレンジ賞ならびにサフラン賞の応募受付開始

三上 奈美恵

 昨年、当センターでは若い視覚障害者を激励する賞として「サフラン賞」「チャレンジ賞」という2つの賞を開設いたしました。詳細につきましてはこのあと掲載いたします「応募要項」ならびに「サフラン賞・チャレンジ賞制定までの経緯」をお読みください。

 選考会を経て、第1回の受賞者は「サフラン賞」に高橋玲子さん(株式会社トミー勤務・35歳)、「チャレンジ賞」に渡邊岳さん(弁護士・36歳)、そして「サフラン特別賞」*としてサフランホーム出身者の中間直子さん(三療業・40歳)に決定いたしました。

 応募は自薦他薦を問いませんので、皆様の中で「私が!」もしくは「この人なら!」という方がおられましたら、ご応募いただくかご推薦いただければ幸いです。その場合には応募用紙等をお送りしますので、お手数ではございますがセンターまでご送付先についてお知らせください。お電話もしくはFAX、E-mailにてお申し込みをお受けしております。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

*昨年は初年度ということで「サフラン特別賞」を設けました。本年度は「サフラン賞」「チャレンジ賞」のみの募集となりますのでご了承ください。

第2回 チャレンジ賞ならびにサフラン賞 応募要項

【名 称】
「チャレンジ賞(男性)」「サフラン賞(女性)」

【対 象】
視覚障害のある、いわゆる若い男女で、身体障害者手帳所持者。自薦・他薦を問いませんが、職業自立して視覚障害者の文化の向上と福祉の増進に寄与しようとしている人で、気迫と体力と人間味のある人。

【応募期間】
2004年5月1日(土)〜8月31日(火)

【選考と受賞者の決定】
選考はセンターが委嘱した委員で構成する選考会でそれぞれの受賞者1人を決定して、9月末までに受賞者に通知すると共に、センター発行の月刊『視覚障害―その研究と情報』と『支援センターだより』で公表し、関係する報道機関などにも関連記事の扱いを依頼します。

【表 彰】
いずれも賞状と賞金50万円、副賞KGS賞(Braille Memo BM16)を贈ります。

【表彰式】
10月から翌年3月までの間にセンターが行うイベントの席上で行います。

【主 旨】
視覚障害者の生活はますます厳しさを増しています。職業にしても戦後まもなくまでは三療は盲人の伝統職種だとか、優先職種だとか、適職だとか言われていました。確かに、三療業に携わる人の8、9割までが盲人でした。しかし、社会情勢の変化と職業選択の自由が先行して、三療業の世界にも晴眼者の進出が激しくなり、盲人の職業環境は一層厳しくなりました。
 近年、規制緩和、バリアフリー、IT革命、欠格条項の見直しなどによって、視覚障害者の職域は広がるかのように思われていましたが、何の手立てもなく、バックアップする制度も不完全そのもので、まだまだ個人の自己努力に頼らざるを得ない状況が続いております。
 そのような悪環境の中で、未来に夢を託して努力している若者や、今はばたこうとしている若者を公募によって毎年男女1人ずつ選び、皆で支え合い激励するようなとっかかりになれば、という賞です。

【お問い合わせとお申し込み先】
社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター(担当 三上)
〒167-0043 東京都杉並区上荻2-37-10 Keiビル
TEL 03-5310-5051/FAX 03-5310-5053
E−mail:mail@siencenter.or.jp

「サフラン賞」と「チャレンジ賞」制定までの経緯

社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター 理事長 高橋 実

 私が「サフランホーム」の閉鎖と財団法人 東京サフランホームの解散を知ったのは2003年2月頃のことでした。
 サフランホームは、日本盲人キリスト教伝道協議会の婦人部が「毎日献金」として不断の祈りと努力によって寄せられた浄財で1958年に発足しました。以来45年間、全寮制による、盲学校卒業の失明女子に対しての生活指導と鍼灸・あんま・マッサージ技術の向上を目的に、生活と職業自立のための実践を続けてきました。その間、100人に及ぶ人たちを職業人として、また家庭人として、社会に送り出し、高い評価を受けてきました。しかし、近年の医学医療の目覚ましい進歩と時代の趨勢により、その援助を必要とする対象者が激減したことなどから、2003年3月31日、サフランホームを閉鎖して財団法人も解散しました。

 さっそく法人に対して「ホームの建物を貸していただきたい」というお願いをしました。やはり何カ所からかそのような申し出があったようです。地主は「借地契約の変更は認めない。代替地なら提供しても」という意向だとの返事をもらいました。そして、その代替地は現在地からは離れている住宅地のようです、ということも付け加えられていましたので、そのお願いは取り下げました。といいますのは、この地(杉並区宮前4-18-11)は知る人ぞ知るで、1933年から1958年まで東京光の家(今は都下日野市)、1944年から1952年まで東京点字出版所(今は都下三鷹市)の拠点でしたし、サフランホームも1958年から2003年までここでした。約70年間、視覚障害者が地域住民として苦楽を共にしていた地域ですから、差別も偏見も存在しない名実共にバリアフリー化された地域だと考えます。そのようなところでセンターの仕事ができるとすれば、活動の拡大するどころか地域に根ざしたセンターになれると思ったからです。

 財団は残余資産を法律によって関連法人5カ所に寄付することを決めていました。私は駄目元を承知の上で、次のような文書を財団を送りました。

「ひも付きでない高額のご寄付をいただけることはどこの施設にとってもありがたいことですが、いずれサフランホームの実績と伝統と関係者の汗したことなどは薄らいでいくのではないでしょうか。45年という歴史と100人近い卒業生の努力と社会に対する貢献、善意から寄せられた浄財と関係者の熱意を、何らかの形でいついつまでも継承することが大切ではないかと思うのは、私の単なる郷愁なのでしょうか。許されるならば、その事業を当法人にさせていただきたい」という思いと提案です。

 財団では大所高所から検討され、満場一致で私の願いが叶えられてサフラン賞が日の目を見ました。この賞と同時にその男性版を創設したいと考え、資金源探しで賛同者を求める訴えを始めました。

 実は私が2001年に鳥居篤治郎賞を受賞しました折、その祝賀会を関西でも開いていただきました。席上、若い人から「功なり名を遂げた人たちにはいろいろな賞が贈られる。しかし、若い人にこれからもっと努力しろというような励ましの賞はない。先輩、ぜひ作ってください」といわれたことをずっと心にかけていました。視覚障害コミュニケーション機器メーカーKGS株式会社の榑松社長が「男性とか女性とかいうことではなく、いわゆる若い視覚障害者が、努力すれば報われるような環境作りに心しなければならない。その人たちを励まし支えていくことは大賛成です。弊社は去る6月11日に創立50周年を迎えることができました。皆様に感謝の気持ちを込めて、基金をださせていただきましょう」ということで男性版が結実しました。名称は、センターに併設している「チャレンジ」で、明日の社会参加を夢見て努力している通所者の目標にもなってくれるであろうことを願って「チャレンジ賞」と命名しました。

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視覚障害者の就労実態調査スタート

所長補佐 橋本 京子

 センターでは、太陽生命ひまわり厚生財団様より助成をいただき、「視覚障害者の就労に関する調査」を開始しました。

 長引く不況と高失業率の続く中、視覚障害者の就労問題は更に根が深く、純粋な障害者雇用も中途失明者の雇用も多くの困難を抱えています。就労調査は、そもそも理事長の高橋が長らく手がけてきた仕事の一つで、三療以外の職種で、視覚障害者に対してどれだけ門戸が開放されているか、どのくらいの視覚障害者が一般職種で社会参加を果たしているかを把握し、門戸が開かれていない方面に対しては開放を訴え促していくための取り組みでした。それらは『広げよう公務員への道』『進めよう 視覚障害者の大学進学と職域拡大』といった書籍にまとめてありますが、最後に行った調査は97年で、この時には都道府県と市区までの自治体と教育委員会、合わせて3千数百カ所に対して、点字で採用試験を実施しているかどうか、視覚障害者を雇用しているかどうか、その採用基準は、もしくはなぜ採用しないか等の質問項目を並べたアンケートを実施しました。回答に渋る自治体に対しても協力要請をし、回収率100%の回答を分析、同年『なぜ広がらない?!公務員への道』を出版して、公務員として働く視覚障害者数の実態を公表しました。

 ただ、この時も棚上げされ、未だに把握できていないのは、一般企業で働く視覚障害者の数です。この数字はセンターを含めどこの機関も押さえることができていません。今回、改めて行う就労調査では、前回の自治体・教育委員会に加え、一般企業も対象に含めることで、広く視覚障害者雇用について考えていただくとともに、視覚障害者が在職する職場においては、雇用主と本人の双方に、勤労の質を問い、職場環境の向上と定着を促す機会となるようにと計画しています。ただ、一般企業で働く中途失明者の場合には、見えていた頃と同じ仕事が遂行できない状況になっても、出来るかぎり障害を隠して現職を守っているために職場で微妙な立場になっているケースも多いそうで、調査だからとストレートに双方の意見を求めることができない現状があります。更に時代の趨勢からプライバシーの問題もあり、調査は簡単には進まないことが予測されています。そこで、どう調査し、広く就労実態を把握するかについては、就労問題に関わる専門の先生方にお集まりいただき検討を行いながら、調査項目とアンケート文面の作成や調査対象の絞り込みを進めています。

 調査用紙は、この夏、企業や自治体など配布し、秋に回収、その後、集計・分析を行い、年度末には報告書として書籍にまとめ、公表する予定です。なお、既にセンターホームページ上にも掲示板を設けておりますので、周辺で自治体や一般企業で働く視覚障害の方がいらっしゃいましたら情報をお寄せください。

 日頃、チャレンジの利用生と過ごしていて残念に思うのは、皆、持っている力は私たちと何ら変わらない、もしくは、もっとずっと未知の可能性を持っているのに、「就職」という2文字が壁となり、社会への目が閉ざされがちであること、また、それが当たり前化していることです。一般就労に対する諦めのムードもあり、職探しへの積極性や意欲が出せないでいるきらいも否めません。ご助成くださいました財団に感謝しつつ、利用生をはじめとする一人でも多くの視覚障害者が、チャンスを掴み、自信をもって社会参加していくことこそが当たり前になるように、バックアップしていかなくてはと思うのです。

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日本自転車振興会(日自振)の補助事業
―16年度視覚障害音楽家の活動促進事業スタート

所長補佐 橋本 京子

 ご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、以前センターでは視覚障害音楽家の社会参加促進事業として、「視覚障害音楽家リスト」を製作・配布し、大きな反響をいただきました。それを今年、「平成16年度視覚障害音楽家の活動促進事業」として、再び行います。

 前回の“日本初”「音楽家リスト」を製作したのは平成8年度でしたが、その資料的価値の薄れてきた今もなお、時々リスト希望の声をいただきます。そこで、半年前、中央共同募金会様を通して日本自転車振興会様へ補助金を申請しましたところ、この4月に補助金交付が決定し、実現できる運びとなったのです。

 リストには、視覚障害者で、洋楽・邦楽、プロ・アマを問わず、音楽に携わる・携わろうとする方をアンケート調査し、許諾をいただいた上で、そのお名前や音楽のジャンル・活動内容・連絡先等を掲載させていただきます。ですから、既に演奏や教授で名を遂げていらっしゃる音楽家はもとより、盲学校や福祉施設・音楽グループ等で評価を得つつある個人やグループ、音大を卒業した方で“音楽で羽ばたこう”とされている方、音大に在学中の方等、音楽全般に関わる方で、掲載にご賛同いただける方すべてをお載せするわけです。これを冊子として、墨字4,000部、点字300部製作し、福祉施設や社協、各種学校、自治体や希望の個人・団体に配布します。広く視覚障害音楽家の存在を知らしめ、一般の演奏会や福祉関係のセレモニー・アトラクション等での出演者の検討に利用され、出演チャンスの拡大の一助になればと考えています。また、事業のフィナーレには、これから羽ばたく音楽家の方数名に出演いただくコンサートと、ベテラン音楽家による講演会も開催します。前回このコンサートとシンポジウムは東京でだけ行いましたが、今回は東京に加え、名古屋・大阪の計3都市でも開催する予定です。

 私は丁度前回のリスト完成直後に入社しました。毎日10数件、多い時にはそれ以上のリスト希望者からの電話への応対と発送が最初の仕事でした。「夢に向かって パートI」「パートII」と題されたこの時のコンサート・シンポジウムは、当時の先輩の話によると、初々しい若手ソプラノからアコースティックギターやハーモニカ、果てはサンバのリズムで、会場中とても熱くなったとか。もう少し早く入っていたらと口惜しい思いを抱いたことも記憶しています。当時、既に“バリアフリー”の言葉は世間的にも耳慣れた頃でしたが、その後世紀が変わり、今は学校では「総合」の時間が設けられ、福祉の目を育む教育が組まれている時代です。前回より一層広い土壌で、リストがより有効に活用されますように、この製作と効果的な配布の呼びかけができるところまで、努力していきたいと思います。

 リスト掲載者に関する調査アンケートは8月いっぱいです。その後、アンケートの集計とリスト製作に入り、17年1月より大阪・名古屋・東京でコンサートと講演会を催し、3月にリストの完成・配布を予定しています。コンサート日時や会場などの詳細は決定次第お知らせしますが、リスト掲載希望の方や対象者の詳細をご存知の方はセンターまでお申し出下さい。調査用紙をお送りいたします。ご協力、よろしくお願いいたします。

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点字ピンディスプレイ購入費を助成していただきました

尾田 真弓

 さる4月28日に、KGS社製点字ピンディスプレイ「ブレイルノート 46D」3台購入費助成についての決定通知を、社団法人 昭和会館様よりいただきました。

 「チャレンジ」で主に校正・データ修正に携わる視覚障害者にとって、点字ピンディスプレイは、健常者のパソコン画面の役割をする、なくてはならないものです。見える者が、データを修正後、確実に直っているかどうかを画面上で確認するのと同じように、点字を使用する者は点字ピンディスプレイ上でそれを確認するのです。(敢えて健常者・見える者という語を使わせていただきます。)

 一般に視覚障害をもちパソコンを使う人たちには、読み上げソフトなどの音声装置を利用する視覚障害者もいますが、点字特有(例えば楽譜点訳や、英語の略字・縮語、理数など)の文字に合わせて読み上げることがまだできないため、点字校正作業を音声だけに頼ることには限界があります。

 また「チャレンジ」のように一室で何組ものペアがそれぞれ音声装置だけで校正していたら…と想像すると、ペアの相手が活字書を読む声を聞きながら、自分のデータも音声で聞き、さらに周囲の雑音にも耐えなければならず、イヤフォンの多用もあって聴力を酷使する悪環境になると考えられます。

 3月末時点で使用中の点字ピンディスプレイ12台は、使用からまる5年が経過します。もともとセル部分が埃・塵に弱く、デリケートにできているため、このところ故障で修理に出す頻度が高まっていました。また予備がないため、今年度から利用定員を増やすと決まったものの、新通所者へのピンディスプレイの貸与ができない状況でした。

 社団法人 昭和会館様におかれましては、そのような私どもの事情をよくご理解くださり、3台の点字ピンディスプレイの購入費を助成していただくこととなり、理事長はじめ、職員、利用者一同ありがたく思っております。
 最後になりましたが、今回お世話になりました社団法人 昭和会館様、特にお骨折りいただきました理事 長昭連様に紙上ではありますがあらためて感謝いたします。ありがとうございました。

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平成16年度みずほ奨学金 新奨学生に声援を送ります

奨学金・学生リクエスト担当 加藤 みさ子

 みずほ奨学金とは、みずほ銀行がみずほ福祉助成財団を通して行う「盲学生点訳介助事業」で、盲大学生の点訳・音訳等に関わる経費を助成する奨学金制度の通称です。毎年5名の盲大学生が大勢の希望者の中から選考されますが、1986年の創設以来、今年度で19回目となり、これまでの奨学生は通算して115名を数える伝統ある奨学金制度です。

 今年度は去る5月21日(金)にみずほ奨学金の平成16年度奨学生の発表式がパレスホテルで行われました。前日からの台風2号の接近で荒天が心配されましたが、開式時には奨学生の皆さんを祝福するかのように、気持ちよく晴れ上がりました。

 今年度の奨学生は、赤星聡視さん(花園大社会福祉学部)、馬場祐果さん(四国学院大社会福祉学部)、本田陽香さん(共立女子大国際文化学部)、村松謙さん(日大文理学部情報システム解析科)、米岡聡さん(日大文理学部心理学科)の5名です。 (50音順)

 発表式は財団の山本恵朗理事長の挨拶に始まり、奨学生一人ひとりに証書の交付が行われました。その後当センターの高橋実理事長の祝辞に続き、奨学生を代表して村松謙さんが謝辞を述べました。村松さんは奨学金を有効に活用して有意義な学生生活を送りたいと抱負を語りました。式の参列者一同で記念写真を撮影し、発表式は無事終了しました。

 式後の会食では、一人ひとりが自己紹介と学生生活の希望や将来の夢など、ユーモアを交えながら話しているうちに、奨学生の緊張も徐々にほぐれ、みずほ福祉助成財団の役員の方々との会話もはずみ、楽しい時間を過ごしました。

 今回の奨学生の皆さんは全員初対面でしたが、会食後にどなたかの「メールアドレスを教えてください!」という一声で、5人のメールアドレスの交換会が始まりました。このような状況は、これまでの発表式には見られなかった光景です。それは大学のキャンパスや街などどこでも見かける若者の姿でした。そんな様子を見て、これからの学生生活が皆さんにとって充実したものとなるよう祈らずにいられません。

 奨学生の皆さん健康に気をつけて楽しい学生生活を送ってください。みずほ福祉助成財団、視覚障害者支援総合センターの関係者一同心よりエールを送ります。

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「点字技能研修会・講習会」開催にあたって

三上 奈美恵

 先日、支える会会員の皆様へご案内いたしました「点字技能師(専門点訳者を含む)研修会」ならびに「点字技能チャレンジ講習会」の参加受付を5月20日に締め切りました。お陰様で、支える会会員の皆様をはじめ、「点字技能師研修会」は77名、「チャレンジ講習会」は43名の方からお申し込みをいただきました。特に研修会は好評で、定員(70名)を上回るお申し込みをいただくことができました。

 今回、日本点字技能師協会(主として点字技能検定試験に合格された「点字技能師」が会員である団体)との共催で、初の試みとしての開催です。「点字技能研修会」は「点字技能師」の資格のある方、もしくは点訳に従事されている方を対象としています。専門点訳の「英語」「理数」「国語(古文・漢文を含む)」3講座と、点訳技能全般について「点訳レベルアップのための技術」という講座を行います。一方、「チャレンジ講習会」は毎年1回行われている点字技能検定の試験対策を目的としており、昨年の「第4回点字技能検定試験」の学科・点字化・校正問題についてそれぞれ解説をしていただくと共に、それを踏まえた上でのミニ模擬試験(点字化・校正問題のみ)を行います。

 研修会・講習会の模様は次号のセンターだよりでご報告させていただきます。今後、センターでもこのような研修会を行い、点字の普及ならびに点訳者の資質向上に取り組んでいきたいと考えております。ご期待ください。

 最後になりましたが、大変お忙しいにもかかわらず、講師をお引き受けくださいました諸先生方に感謝いたしますと共に、研修会、講習会ではよろしくご指導のほどお願い申し上げます。

●ご注意願います!!

 上記「点字技能研修会・講習会」ご案内の際に同封いたしました郵便振替用紙(青)についてご連絡申し上げます。

 口座番号「00150−2−315365」は、今回の研修会・講習会開催のために開設した口座であるため、それ以外の用途でのご使用はできません。当方の連絡不足によりご面倒をおかけしますが、先日お送りした郵便振替用紙は破棄していただきますようお願い申し上げます。
 支える会会費、ならびに書籍ご購入用の口座につきましては別口座となりますので、ご了承ください。ご参考までに、口座番号等を下記に掲載いたします。

【 支える会専用口座】
加入者名:視覚障害者支援総合センターを支える会
口座番号:00120−8−581502

【 書籍購入専用口座】
加入者名:社会福祉法人視覚障害者支援総合センター
口座番号:00110−4−576094

●「支える会会費」をお振込みいただきました会員の皆様へ

 早速に本年度の会費をお振込みいただき、誠にありがとうございます。

 なお、すでに「点字技能研修会・講習会」用の振替用紙をご利用いただいた会員の皆様の会費につきましては、事務処理の関係での領収書の発行が遅れておりますが、確かに受領いたしました。できるだけ早く領収書がお手元に届くようにいたしますので、今しばらくお待ちください。

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初めてのチャリティバザー無事(?)終わる

尾田 真弓

 さる4月17日(土)にセンター主催「高橋 玲子氏・渡邊 岳氏 講演会」と同時開催で、チャリティバザーを開きました。センターが独自に開くバザーというのはこれが初めてで、のんきに構えていた担当の私より、理事長や他の職員、読み合わせに来て下さるボランティアの皆さんたちが心配し、準備に協力をして下さいました。

事前準備

 バザー開催のお知らせをこの紙面等でしましたところ、郵送で6団体・個人、センターに直接持ち込みの方12人、当日会場への持ち込みの方4人、手作りの小物(布製品・陶器・一筆箋等)2人と、本当に予想を超える量を多くの皆さまから提供していただきました。ありがとうございました。大きな段ボールで20箱を超え、センターの小さな保管スペースが一時満杯となり、嬉しい悲鳴でした。

 それだけの品物を一度に販売するにはかなりの広い会場が必要ですが、実際に予定していた阿佐ヶ谷地域区民センターの託児室はわずか8畳。提供いただいたものは大別すると日用品・雑貨・衣類・手作り小物の3種ですので、それぞれ厳選して持ち込むことにしましたが、どの商品を持ち込むか悩みました。
 値段つけも悩みました。1品ずつ値段をつけるのではなく、今回はある程度決まった値段のランクの中に品物を当てはめて、会計が混乱しないようにしようと考えました。丸2日で何とか値段もつけました。
 昆虫を愛好する区民の方からカブトムシの幼虫20匹を提供いただきましたので、それも販売することにしました。育て方の解説書付きで、子どもやその父親世代に買ってもらえたら、と考えました。

 宣伝として、講演会と共に区の広報紙に掲載したほか、まだまだセンターのことをご存じない地域の皆さんにもバザーを開くことをぜひ知っていただいて、センターを知るきっかけにしてほしいと思い、職員で手分けしてチラシを700枚ポストに入れてまわりました。

当日

 12:30と宣伝していたにもかかわらず準備に手間どり、気づいたときには既に予定時間を超えていました。会場の託児室の外には15人ほどが行列をなし、「まだか」とのざわざわした声が大きくなり始めていました。準備の都合で10分ほど遅くなることを伝えましたが、結局準備も途中のまま見切り発車のような形で15分以上遅れての開始となり、「遅れてもせいぜい5分。こんなに開始が遅れるバザーは今までない」とバザーに慣れた様子の方から厳しい言葉をいただきました。

 始まるころには20人を超えていた人の列が開始とともに狭い8畳の室内に入って品定めを始めたので、熱気とお客さんの購入意欲に私の方が圧倒されてしまいました。
 混雑の中では誰が客で、誰が販売するセンターの関係者か、がはっきりしないことも始まってすぐに気づきましたが、どうすることもできませんでした。

 また整然と商品とお金のやりとりをするつもりでいましたが、「これ、もうちょっと安くならない?」といった値下げ交渉の声が相次ぎ、こんなに始めて間もない時間から安くはできないことを伝えましたが、徐々に押されて値下げに応じて販売しました。
 販売の手伝いをお願いしていたボランティア4人とは事前に打合せをすることもなく始めてしまったのですが(打合せ・自己紹介なども、慌ただしい準備の中で忘れてしまいました)、戸惑い、おろおろする私と違い、看板製作、商品の陳列、ポップの製作、商品を入れる袋渡し等など、足らざる細かな部分にまで気を配って下さり、本当に助かりました。最初から最後まで頼りっぱなし、任せっぱなしでした。

 身動きがとれないような状況が40分ほど続き、少しずつ品物を手にしたお客さんが帰りはじめ、開始から1時間経つ頃には室内はお客さん数人と、販売を手伝って下さるボランティアさんとになっていました。
 それから終わりまでの数時間は静かにゆったりと品物を眺めるお客さんを気にしながらも、日頃は別の曜日においで下さっていて今回のバザーの販売を手伝うことで初めて顔を合わせるボランティアさんとの話に花が咲きました。

反省を今後に

 以上、当日までの様子を思いつくままに書かせていただきました。読んでいただいたとおり、私にとっては反省点ばかりが残るほろ苦い、センター初のバザーでした。

 職員間の反省会でバザーの様子を話したところ、「チャリティ」バザーなのだから値下げには応じる必要がない、趣旨を理解してもらうべきだとの声がでました。私自身はフリーマーケットのような感覚で値下げ交渉に応じてもよいだろうと思っていましたので、これに関して職員間での意思疎通が足りなかったことも反省点です。

 同じく反省会の場で、「いつも力になって下さるボランティアに日頃の感謝を表せる、職員・チャレンジ利用者・ボランティア・支える会会員が参加できるおまつりのような企画をしては」との声もありました。ぜひきちんとした企画として形になってほしいと、一職員として思います。

 最後になりましたが、売上げを報告させていただきます。

4/17(土) 38,950円

 売上げはすべてチャレンジの運営費とし、よりよい運営に努めてまいります。提供いただいた品の一部しか販売しなかったとはいえ、売上げが皆様のご期待に沿わなかったのは事実です。職員の力不足をお詫びします。
 また、当日持ち込むことができなかった商品は次回のバザーや、杉並区役所ロビー販売、杉並区の障害者団体のおまつり等で今後も販売させていただきます。

 今回ご協力いただきました多くの皆様に、紙上を借りましてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

品物をご提供くださった皆様(敬称略、50音順)
飯田三つ男、(株)エポック・アイ、大井典子、大原綾子、尾田英美子、甲斐荘光枝、片山直美、河下亜紀、久野明子、久米 薫、五味素子、佐々木準子、佐野明子、磧本誠子、谷合 侑、土井小文、中村浩子、濱口喜久子、三重野奈穂子、美島映子、宮沢明子、和智はな子、他匿名の方々

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街頭 啓発・募金活動

事務局長補佐 高橋 和哉

 今年度第1回目の活動を、JR荻窪駅北口で午後1時から3時30分まで行いました。
 参加者は、原美穂・兵藤崇彦・下奥重望他1名の利用者4名に、私を入れて合計5名で行いました。
 集まった金額は、37,821円でした。
 募金に協力していただいた方々、ありがとうございました。

 これまでは、マイク担当は7割方下奥さんでしたが、今回は、兵藤さんが前々から「募金活動でマイク持って話したいことがいっぱいあるから、しゃべるで!」と張り切っていたので、彼にマイクを預けました。宣言どおり、兵藤さんのオンステージとなり、本人もある意味、すっきりしたようです。その横では、原さんが音頭を取って、協力を呼びかけました。

 細々とですが、これからも月1回のペースでJR中央線荻窪駅前に立つ予定です。
 この活動も、全ての利用者がためらいなく参加できるように、目的を明確にして続けていきたいと思います。  この活動に出会った方は、声をかけてください。その声が、街頭に立つという不安感を少しでも和らげてくれますし、勇気も出てきます。
 宜しくお願いします。

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第15回 視覚障害者健康マラソン東京大会

事務局長補佐 高橋 和哉

 平成16年3月28日(日)立川市の国営昭和記念公園で行われた第15回視覚障害者健康マラソン東京大会に、チャレンジ利用者の原美穂さんと元利用者の仁茂田ルリ子さんが出場し、2人とも完走しましたので、その報告をします。

3kmの部 原 美穂 27分04秒6位(13人中)伴走者 桑原真紀さん
10kmの部 仁茂田 ルリ子 1時間08分46秒24位(32人中)伴走者 高橋和哉

 当日は3月下旬にもかかわらず、ぽかぽかと汗ばむ陽気で、花見の方には最高の気候でしたが、マラソンランナーには非常にきつい条件でした。しかも、ゴール手前1km付近が絶好の花見スポットになっていて、コースをはずれずに伴走することが辛かった。

 原さんは、初めてのマラソンが楽しかったそうです。その上、今回の3kmが物足りなかったので、次回は10km(5月16日(日)東京シティロードレース2004)に挑戦します。
 仁茂田さんは、小田原大会に続いて2度目の10kmのレースでしたが、平坦であったことから、私が横で「もっとスピードを落としなさい」と何度も言わないといけなかった位のハイペースで、初回の1時間30分から30分も短縮しました。
 現在、2人ともマラソンを趣味として、月に2回(第1・第3日曜)、代々木公園での練習会に参加しています。

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「東京シティロードレース 2004」

事務局長補佐 高橋 和哉

 チャレンジ利用者の原美穂さんと、元チャレンジ利用者・仁茂田ルリ子さんが参加し、見事に完走しました。彼女たちの感想を掲載します。なお、仁茂田さんのものは、彼女が普段から書いている日記からの転載です。彼女から承諾をとって、ここに掲載します。

 今回の大会で自分に課したことがありました。初めて10kmのマラソンに挑戦する原さんを、何が何でも完走させること。この大会は、都心に交通規制を敷いている関係上、分刻みの制限時間を5km地点、7km地点に設けていました。完走、しかも時間内に、という2重のハードルを無理なくクリアしなければなりません。

 この課題のために、前回の3kmのマラソンから計画的に練習を積んでいきました。しかし、準備不足は否めず、最終的には、実力のついた仁茂田さんにも協力してもらって、4人で走ることでなんとか無事完走できました。
 順位を重視する方もいますが、どんな競技でも、つまるところは自分との戦いです。原さんが自分との戦いに勝った(制限時間内に完走)お手伝いができて、ほっとしました。
 また、仁茂田さん、桑原真紀さんも原さんを支えながら、結局は自分たちのためになったと話してくれたので、また、ほっとしました。

5月16日――東京シティロードレース

仁茂田 ルリ子

 朝から、小雨が降り続いていた。
 今日は、待ちに待った、東京シティロードレース!
 8時過ぎに日比谷公園受付到着。受付を済ませ、種目ごとに並ぶ。私は、視覚障害の部なので、周りには練習会でお会いする顔がちらほら。
 私は、今日は一肌脱いで、美穂ちゃんのペースで走る事に決めていた。いち早く、車椅子の部スタート。私は、緊張して、冗談かます余裕も無い。
 いよいよ、カウントダウン! 「用意…」
 ピストルの音の合図でスタート。和太鼓の演奏に見送られてのスタート。
私、この瞬間がたまらなく好きだ。なぜか分からないがぞくぞくするこの感じ。恥ずかしいけど、熱いものがこみ上げてきそう。
 視覚障害者は前の方なので、後ろから一般ランナーが追い抜いていく。たくさんの人が走っている。(あたりまえ。だって5,250人も参加しているのだから)
 私たちは、ホントゆっくりペースで進む。とは言っても美穂ちゃんにとっては、ちょっと早いかなあ。そして、心なしか無口になっている。高橋さんは、そんな美穂ちゃんにちょっかい、を出す。美穂ちゃんは、かろうじて返している。その切り返しもちょっと弱いような気がする。そんな私たちの横を次々とランナーが通り過ぎて行く。
 1キロくらい走ってやっとばらけてきた。沿道にはちらほら声をかけてくれる方。でも、始まったばかり。まだまだ先は長いぞ、美穂ちゃん。
 ちょっとペースが落ちてきた。私にとってはちょっと走りにくい。でも美穂ちゃんにとっては、これがベストなペースなのかな?
 ホント、チンタラ進む。今日は不思議と息が上がらない。これがホントのジョギング? 後楽園、ぜんぜん行ってないなあ。おー、もう飯田橋か。そうか。外堀通りって長いんだ。いつから、上り坂なのかなぁ。
 そんなことを思いながら、ゆっくり進む。
 5キロの関門も無事通過。
 良かった。でも、これからきつくなるのだったらもうちょっと早い方がいいのかなあなどと思っていると、「予定どうりや!」って、高橋さん。
 しばらくすると、
「もう上がって下さい」と声をかけられる。「本部から連絡があって…」
 一同あ然。
「いえ、制限時間も頭に入れて、1キロ9分ペースで走ってますから、そんな事はないと思います」
 みたいな事を高橋さんが猛烈に抗議。後ろのおばさんたちも抗議。なんとか上がらずには済んだ。ここで、深刻に心配になってきた。何とか走り切りたい。
 7キロ地点が近づいてくる。ペースもだいぶ落ちてきた。そんな事に気をとられ、どこが上り坂なのか分からなかった。
 ここで、高橋さんが決断する。
 私は美穂ちゃんの伴走者の真紀さんと走ることになった。ようし、挽回だ! 後ろの2人を気にしつつも走り出す。1キロくらい走ったところで、ペースを上げる。別に意味はないけど、最後くらいは風を切って走りたい。
1人、2人、3人抜きつつ走る。(これってけっこう気持ちいいかも)
 でも、8キロ地点で、だんだんばててきた。ペースを少し落として走る。
 住宅街みたいなところを走っていたのだが、たくさんの方に声をかけていただく。これがきつい時にはけっこう励みになるものだ。
 さあ、残り1キロ。最後に、ばてないように体力温存。そのうち、ブラバンの音や、アナウンスが聞こえてくる。  もうちょっと…。
 カーブの指示も忘れて必死で走る真紀さん。真紀さん頑張って。
「私、ラストスパートで転んでしまうかも知れないのでちょっとゆっくりでいいかなぁ」と真紀さん。私も、雨で滑って転びたくなかったので、だだぁっ! てスパートかけないことにした。
 競技場内のトラックに入った。音楽やアナウンス、ざわめき、拍手の音が大きくなる。おー、ここが国立競技場! 感動!! ふらつかないで頑張って走らなければ…!
 真紀さんのお母さんに手を振る。
「ルリ子…!」
 ざわめきと拍手の中、私のお母さんの声が聞こえた。
「来てくれたんだ、どこにいるのかなぁ…」
 そんなことを思っていると、ゴール!!
 荷物をもらって、美穂ちゃん・高橋さんペアを待つことに。
 ほどなくして、2人が走って来る。ようし、あともうちょっとだ! 頑張れ! 美穂ちゃん。そして、90歳の男性も頑張っている。おー、すごい。感動。そして、みんなめでたくゴール!!
 ホント、どうなるかと思ったけど、二人とも無事完走出来て、ほっとしました。
 それから、普段は電車でしか通らないような都心を信号待ちする事も無く、走る事ができた。
 今日は、自分の走りが出来なかったけれど、ランニングを楽しむことが出来た。また、みんなで一つのことをやり遂げた事で、いつもと違った意味での感動を味わうことが出来た。もし4人で走っていなければ、全員完走出来なかったかも知れない。
 このような決断をしてくれた高橋さん、ありがとうございました。
 伴走して下さった、高橋さん、真紀さん、そして応援してくれたみなさん、本当にありがとうございました。
 私は、これからも練習して、また、次の大会でも楽しく走れるように頑張りたいと思う。

東京シティロードレースに参加した感想

原 美穂

 私は5月16日(日)、日比谷公園で行われた10kmマラソンに参加しました。今まで、10km走ったことがなくて、今回はじめての挑戦でした。桑原さんと5km走って、残りを高橋さんと走りました。
 マラソンの練習が少なかったので、はたして 10km走れるかどうか不安でした。走っていた時、もうちょっとスピードをあげて走れないといけないということや、今のスピードは遅すぎるなということを感じました。
 走る前は、全く自信がありませんでした。でも実際走ってみたら、完走することができたので、私は自信がつきました。本当に良かったです。
 小田原で、10km歩いたときのように、急な坂や段差がなかったし、割と平らな道だったので、きつくはなかったです。しかし、あいにくの雨だったので、とても走りにくかったです。
 私の前を走っていた、90歳のおじいさんに負けてしまいとても残念でした。次回は、1番先に国立競技場にゴール出来るように、努力をしていきたいと思います。
 今よりも もっとスピードを出して走れるように頑張りたいです。

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社会福祉士試験を受験して

「チャレンジ」代表補佐 加藤 みさ子

 私は視覚障害者支援総合センターに就職して、初めて「福祉」に仕事としてたずさわることになった「福祉素人」です。「社会福祉士」という資格は非常に難しい資格であるということは「うわさ」に聞いていたので、私にはとてもハードルの高い資格でした。しかし「チャレンジ」で仕事をしていくうちに、職務知識のスキルアップの必要性を感じるようになりました。また、視覚障害を始め他の障害をもつ方もこの試験を受験していることを知り(点字による受験ができます)、平成13年10月に「チャレンジ」が法内の小規模通所授産施設の認可を受けたことを機に、社会福祉士試験に挑戦することを決意しました。そこで社会福祉士試験について調べたり、「仕事以外の時間は全て試験勉強にあてた。クリスマス、正月はないと思え」という合格者の方(社協職員)の檄のような体験談を聞くにつけ、「うわさ」どおりの難しい資格であることを痛感しました。

 しかし試験は全てマークシート形式で、6割以上の正解で合格という非常にシンプルなものなので、受験対策は過去問を地道にやるしかないと思いました。むしろ通信教育受講から受験までの約2年間、資格取得への高いモチベーションを維持し続けることが大変だと思いました。そのため「資格取得」を自分への「投資」ととらえ、「投資は回収しなければならない」と言い聞かせ、また眠くなった時は「臍下丹田法」の呼吸法をするなどして勉強に集中するようにしました。

 昨年8月には何とか通信教育が終了し、本格的な受験対策に入りました。住まいが近くの通信教育のクラスメートと毎週日曜日に行う勉強会に参加するなどして、受験の準備をしました。準備は勉強だけではなく、体調の管理、受験会場の下見、神頼み、試験前日には験をかついでとんかつを食べ、当日は勝負服を着用して試験に臨みました。合格のために効果があると思ったことはいろいろ試しました。試験は年に1回なので、今回是非合格したいと思ったからです。

 お陰様で社会福祉士試験に合格することができました。何といっても今回の資格取得に理解を示し、スクーリングなどで休暇に便宜を図ってくださった理事長を始め職員の皆様方、友人の協力がなければ合格はかなわなかったと思います。心より感謝申し上げます。

 「合格」は確かに投資の回収です。しかしこの2年間で、真の投資の回収とは、取得した資格を生かし、仕事の成果を上げることだと思うようになりました。皆様、今後ともご指導をお願い申し上げます。

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平成15年度事業報告(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)

新規事業

1.サフラン賞とチャレンジ賞の制定について
 近年、規制緩和・バリアフリー・IT革命・欠格条項の見直しなどによって、視覚障害者の職域は広がるかのような期待を持たれる関係者もおります。しかし実態は、なんらかの有効な手だても、バックアップする制度も、まったく整備されていないという状況です。そのような悪環境の中で、未来に夢を託して努力している若い男女一人ずつを選び、激励しようという賞を設けました。今、羽ばたこうとしている人、または職業自立して視覚障害者の文化の向上と福祉の増進に寄与しようとしている人で、自薦・他薦を問わず公募し、男性にはチャレンジ賞を、女性にはサフラン賞を贈るものです。第1回サフラン賞は玩具メーカー勤務の高橋玲子さん(35歳)、チャレンジ賞は弁護士の渡辺岳さん(36歳)がそれぞれ受賞し、賞状と賞金50万円、副賞としてKGS株式会社賞(20万円相当)を贈りました。

2.点字データ配信について
 センターは情報を正確迅速に提供していかなければならないと考えています。したがって14年度に出版しました『新訂 標準音楽事典』(全88巻)は点字・FDに加え、CD版を媒体に含めました。本年度は点字関連機器メーカー・KGS株式会社の協力を得て『視覚障害―その研究と情報』の発行にメール版を加え、ニーズに応えました。

3.高等部普通教科の点字教科書制作・発行について
 高等部普通教科の点字教科書で15年度から使用の『情報A』(全5巻)、『現代地理A』(全8巻)、16年度から使用の『地学』(全9巻)の制作・発行に取り組みました。いうまでもなく教科書も正確迅速がモットーです。義務教育教科書ではないため、文部科学省の検定本から盲学校が選択した教科書を、出版社の責任で発行するもので、これまでこの分野には東京点字出版所と日本ライトハウスのみが関わっていました。本年度からセンターと日本点字図書館が新規参入することで、予想以上のバリアはありましたが、関係者の理解と職員の熱意によってクリアし、初期の目的を達成することができました。

4.青木陽子さんの支援について
 若い視覚障害者を支援することで視覚障害者の理解を深めようと、中国の天津で日本語教育と点字の普及活動を行っている青木陽子さんの講演会を、東京と大阪で開催して好評を得ました。

5.街頭カンパについて
 センターの活動実態について運営費づくりを目的に、地元・荻窪駅前で月1回ほどの頻度でチラシの配布と募金活動を実施しました。法人の基金1億円づくりの一環として、1986年12月20日、寒風吹きすさぶ高田馬場駅前での第1回を皮切りに新宿・渋谷・名古屋・京都・大阪・神戸などで実施した街頭カンパ以来の取り組みでした。本年度からはカンパ額もさることながら、地域に根ざしたセンター活動として、市民の理解を得ることに重点をおきました。

6.啓発図書の発行について
 『しなやかに生きる 見えない女たち』を編集し、墨字と点字で発行しました。視覚障害女性の恋愛・結婚・出産・育児・仕事などについて14人の視覚障害女性に生の声を書いていただくと共に、作家・澤地久枝さんに依頼して序文をいただきました。

継続事業

1.点字図書出版について
 『新版 社会福祉士養成講座』(平成15年1月10日発行)のテキスト16タイトルを全118巻で発行しました。その他、既存の施設では手を染められないであろう学術専門書や試験問題集などを、採算を度外視してユーザーのニーズに応えました。

2.義務教育の点字教科書発行について
 14年度から使用の文部科学省検定著作の小・中学校点字教科書の入札に参加して『中学国語』(全15巻)を落札し、継続発行しています。

3.定期刊行物の発行について
 雑誌『視覚障害―その研究と情報』(隔月刊)、『NHKきょうの料理から』(月刊)を発行しました。

4.受託事業について
 杉並区広報をはじめ、これまでの受託事業を正確迅速に発行しました。

5.専門点訳者養成講座と通信教育について
 点字の普及と啓発、センターの戦力としての点訳者の充実強化を図る目的で、実践講座など4講座を開講しました。また、基礎から学ぶ通信教育も積極的に行いました。

6.盲大生の支援等について
 (1) 15年度大学進学合格者の調査を全国の盲学校に対し行いました。
 (2) これまでのみずほ奨学生の公募・推薦・運営に加え、メイスン(財団法人東京メソニック協会)奨学生の公募・推薦・運営をお引き受けしました。みずほは6人、メイスンは5人に、それぞれ年額30万円ずつの学習援助が支給されます。これらによって盲大生の学習環境は充実してくることと思います。
 (3) 個々の学生のリクエストによって、テキスト・学術書・専門書・問題集などを点字またはテープで収録して協力しました。

7.民間助成団体からの援助について
 公益信託東京日本橋ライオンズクラブ、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、株式会社福祉施設共済会、太陽生命ひまわり厚生財団など数多くの団体から高額の援助と協力を頂きました。

チャレンジ

1.通所定員の拡大
 障害者の働く場を広げることを目的に、通所定員を12人から15人に増員しました。

2.作業科目の拡充
 点字校正中心から、通所者各個人の希望・体力・適性などを勘案して、点字印刷、軽作業(テープのコピーや封入など)の幅を広げました。

3.ロビー販売などについて
 杉並区役所内でのロビー販売など、関係する場所でのイメージ商品や啓発図書の展示即売を行い、関係者の理解の輪を広げました。

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平成16年度事業計画(平成16年4月1日から平成17年3月31日まで)

1.点字図書の製作発行
 学術専門書、参考書、各種試験問題集、読んでもらいたい本など、既存の施設では手を染めないであろう活字本の点字化・発行

2.啓発図書の編集・発行
 社会啓発に視点を置いた調査、随筆、記録などの編集・発行

3.点字教科書の製作・発行
 文部科学省著作の小・中教科書、ならびに高校教科書の編集・発行

4.月刊誌の編集・発行
 『視覚障害―その研究と情報』の墨字・点字・テープ(普通速と半減速)・フロッピー・メール、ならびに『NHK今日の料理から』の点字による編集・発行

5.盲大生のための支援
 (1) 学術書・テキスト・プリントなど、学生のリクエストによる点字化ないしは朗読
 (2) 大学進学調査
 (3) みずほ記念財団とメイスン財団の奨学生公募・推薦・運営、聖明・朝日奨学生の公募と推薦
 (4) 進路相談

6.ふたつの賞
 若い男女を公募し、選考委員会で男性はチャレンジ賞、女性はサフラン賞としてひとりずつを選び、賞金と副賞(KGS)を贈る

7.点訳者養成講座と通信教育
 専門点訳者の実践養成講座ならびに点字通信教育の実施

8.講演会と研修会
 啓発と学習のための講演会と研修会の開催

9.社会参加促進事業
 日本自転車振興会の助成により、平成16年度視覚障害音楽家社会参加促進事業の実施

10.チャリティコンサートの開催
 平成17年1月18日(火)東京芸術劇場で東フィルとバイオリニストの川畠成道氏との競演で、チャリティコンサートを開催

11.自治体広報などの受託
 点字やテープによる広報などの印刷・製本・発送の受託

12.「点字技能チャレンジ講習会」「点字技能師(専門点訳者を含む)研修会」の開催(日本点字技能師協会と共催)
 晴盲共に、点字普及と啓発、専門性をはかり、より正確・迅速な点字の技能を修得してもらうため、6月12、13の両日、日本点字技能師協会と共催で勉強会を開催

13.バザーの実施とカレンダーの作成
 運営資金捻出のためのバザーの実施と点字啓発普及、PRを兼ねて点図カレンダーの製作、頒布

14.イメージ商品の拡大
 絵はがき、くまさんタオル、大豆どんなどの提供を受け、機会ある事に展示即売を行う。今後その商品を増やすための協力を依頼

15.カナダサマーキャンプの後援
 全国の盲学校生徒や関係者を対象にした夏休みの「カナダサマーキャンプ」を後援

16.各種団体への助成依頼
 施設設備の充実と各種事業や調査を行うために助成団体に積極的に援助を依頼

17.ささえる会の充実強化
 センターにとってささえる会がよりベターな支援組織として発展するように関係者の協力を依頼

18.理事会ならびに評議委員会の開催
 理事・幹事ならびに評議委員は来る10月末で任期満了となることで、速やかに役員などの委嘱が出来るように現役員とも相談していく。また、センター運営に支障を来さないように必要に応じて役員会を開催

19.チャレンジ
 利用生個々のニーズ、適性、能力に応じた点字印刷、点字校正、データ校正、紙折り、ダビングなどの作業と取り組む
 (1) 定員をこれまでの15人から限度いっぱいの19人とし、障害者の働く場を広げる
 (2) 作業科目を増やす努力をする
 (3) 杉並区のロビー販売と、募金活動も積極的に行う

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「演芸会 2004」を開催します

事務局長補佐 高橋 和哉

【日 時】
平成16年8月1日(日) 午後1時から4時頃まで
【場 所】
三鷹市文化芸術センター 第1音楽室(地下1階)
〒181-0012 三鷹市上連雀6-12-14 電話 0422-47-9100

 出演者はチャレンジ利用者をメインに、職員、センター関係者を予定しています。
 読み合わせに来ていただいているボランティアの方々、支える会の会員の方々に、楽しんでいただけるよう、楽しい演芸会を開く予定です。是非、お越しください。入場料はもちろん無料です。
 また、出演者も募集していますので、心地よい緊張感を味わいたい方は高橋和哉まで連絡ください。
 昨年は利用者6名、職員4名、関係者4名が出演しました。
 なお、この練習場にはグランドピアノが1台あります。
 マイクはありません。
 定員は70名程度です。プログラムは当日配布します。
 御質問等ございましたら、高橋和哉まで。

会場までの交通アクセス

JR三鷹駅南口5、6番バスのりばから「八幡前・芸術文化センター」下車。
または、7番バスのりばから「八幡前」下車1分。
または徒歩約15分。
京王線調布駅からもバスあり。地下駐車場有ります。

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