[戻る][ホームページに戻る]

2006年7月19日発行 第5603号 社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター

支援センターだより

皆さまへ

理事長 高橋 実

 例年のことながら「今年こそは」と決意を新たにして迎えた新年も、はや半年を駆け抜けてしまい焦りを感じている私です。どうも今年も決意倒れに終わりそうな予感がして、自分自身の意思の弱さを嘆いている今日この頃です。日頃私は職員に対し「能力が基本になるかもしれないが、プラス体力、気力、努力がかみ合わない限りセンターへの貢献度は低い」と言っている手前、私ももう少し社会貢献させていただかなければならないと思っています。一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。

 今更お断りするまでもなく、本来ならば物心両面でお力添えくださっている方おひとりおひとりに、私の思いでお礼状をお贈りさせていただいていることは当然です。またお相手によって個人名にしたり、肩書きをつけたりしているのですが、最近、新人職員が肩書きをつけないお礼状を出してしまい、仲を取り持ってくださっている方から「失礼千万」と抗議文をもらい申し訳なく思いました。きちっと説明していなかったのか、それとも咀嚼していなかったのかはともかくとして、手違いの怖さを改めて噛みしめています。大それたことを申し上げるようですが、肩書きからではなく文面から私の気持ちを受け取っていただけたら、と思いますが、それはいつも私が職員にいう「正当化するな」を地でいっているのでしょうか。これからもそのような失礼がないように注意して参りますが、その節はお許しください。

 当センターはこの7月、開設20周年で、11月には社会福祉法人認可10周年を迎えます。この間に数え切れないほどの団体や個人の皆さまから絶大なお力添えをいただいたからこそ今日があることを、心よりお礼申し上げます。この感謝の気持ちをわずかでも皆さまにお汲み取りいただきたいという思いと、この20年を記念して来る11月11日(土)午後から夜にかけて、新装なった杉並公会堂大ホールとグランサロンで「競い合い、助け合う コンサートin東京」並びに記念式典と、第4回チャレンジ賞・サフラン賞贈呈式と記念祝賀会を開催すべく準備を始めました。

 それで日頃皆さまに物心両面でご支援をいただいておりながら重ねてのお願いで心苦しいのですが、主旨をお汲み取りいただき、事情の許される範囲で次の2点についてお願い申し上げます。

1.記念誌の発行でご寄付のお願い
「支えられながらチャレンジ&チャレンジで迎えたセンターの20年――無謀と執念で走り続けた半世紀」(仮題)を年内に発行すべく目下外部の人を中心に取材を開始しています。その取材、編集、印刷、発送に相当額の経費を要します。広く皆さまにご寄付をお願いして支える会員、盲学校、日本盲人社会福祉施設協議会加盟施設、関係者などに寄贈したいと思い3千冊を予定していますので、どうぞよろしくお願い致します。

2.コンサートのチケット販売にご協力を
チラシを同封しました「競い合い、助け合う コンサートin東京」の、チケットを周辺の方にお買い上げいただきたいのです。全席自由で1枚3千円です。何枚でもかまいません。またお預かりいただくことも大歓迎です。墨字と点字のチラシはお申し出により何枚でもお送り致します。

 センター開設のそもそものルーツは、私が1954年大学進学以来の取り組みを集大成したいという思いからです。ご承知のように視覚障害者に大学の門戸が開放されたのは1949年で、当初は同志社と日大、早稲田の3校でした。私が受験した6年後の1954年も点字による入試を実施していたのは1、2校で10校程度に広がった入試は口頭試問が主だったようです。
 入学後の学習環境は皆無に等しく、当時全国に30数人いた学生は自身で取る講義のノートか、全国に3人しかいなかった点訳者に有料で点訳してもらっていましたので、私などはドイツ語のテキストだけでした。

 卒業後の職域拡大については、私が進学した前後は「盲学校の先生にでもなるしかない」と言って大先輩から「そんなことを言っているとその先生にもなれなくなる」としかられたものです。
 指摘通り盲学校の普通科教師もだんだん晴眼者で配置されるようになり、私の卒業年の前後は「盲大学生よどこへ行く」とか「大学は出たけれど」とか盲界マスコミに取り上げられたほどで、私の新聞記者志望も定員枠が無く、就職浪人を2年した苦い経験も持っています。

 就職浪人が増え、今でもあるのかもしれませんが、盲学校の理療科に入り直したり治療院に勤めたりする人が増えました。当時は今と違って盲学校関係者や保護者は前途多難な進学にはあまり賛成しておられなかったので、進学者も激減して、1950年秋日本ライトハウス創設者の岩橋武夫氏ら諸先輩が後輩を思い組織された日本盲大学生会も、1958年自然消滅しました。

 それほどに大学進学と職域拡大は切っても切れないものでした。私たちは一日の先輩として夢と希望の持てる環境を構築しなければならないと考え、1961年7月、全国の仲間に呼びかけて文月会を組織して学習即実践をモットーに行動しました。私たちの取り組みは主義主張以前の基本的なテーマであるとして、左から右までのいろいろな思想の持ち主から賛同をいただきました。文月会はどちらかと言いますと理論家が多数を占め、運動でいうところの足腰が弱いと言われていました。そのため1977年全日本視力障害者協議会とで「視覚障害者雇用促進連絡会」を組織して活動に拍車をかけました。その結果、翌年には「視覚障害者の雇用を国に求める請願と署名」を国会に提出し、6月衆参本会議で全会一致で採択されました。この種の請願採択は初めてで、その効力は別としてひとりでも反対があれば保留になるというものですから私たちは元気付けられたものです。その好例として数々の難問をクリアしてついに1991年、十余年に渡る運動が実り、国家公務員試験T種U種の点字による受験が実現しました。

 私は1986年7月毎日新聞社を定年退職して、これまでの諸問題を集大成することで東京でのセンター構想を打ち出し、翌年7月杉並区成田に民家を借り受け、盲学生情報センターの看板を掲げ文月会の事業と運営を一本化しました。以後紆余曲折はありましたがここではおおよその年表を記します。

1993年7月 同センターを文月会から分離
1994年7月 視覚障害者支援総合センターと名称変更
1995年   視覚障害音楽家の社会参加促進事業を実施、資格障害音楽家リストを作成
1996年11月 都知事より社会福祉法人認可
1998年5月 視覚障害者就労訓練施設チャレンジ開設
1999年7月 身体障害者授産施設チャレンジ 杉並区より認可
2001年9月 同センター創設15周年記念事業開催
同年10月  チャレンジ 国と都より認可
2003年4月 メイスン財団(財団法人東京メソニック協会)「盲学生点訳介助事業」創設
同年6月  毎年1回若い視覚障害男女の活躍を顕賞するサフラン賞(女性)とチャレンジ賞(男性)を制定
同年10月  実践記録 女性の生き方を問う「しなやかに生きる見えない女たち」出版
2004年6月 第1回点字技能師研修会並びに点字技能チャレンジ講習会を開催
2005年1月 「視覚障害――その研究と情報」創刊200号記念会開催
同年2月  「競い合い、助け合う コンサートin名古屋――羽ばたけ視覚障害音楽家たち」のコンサートと講演会開催。以後3月、同in大阪、in東京をそれぞれ開催。「視覚障害音楽家リスト」を作成。
同年10月  同in札幌開催
同年12月  同in福岡開催
2006年1月 同in東京開催

[目次に戻る][「センターだより」トップページへ戻る]

競い合い、助け合う コンサート in 東京
――センター発足20周年記念音楽会――

 今年も「競い合い、助け合う コンサート」を開催します。このコンサートは、日本自転車振興会の助成を受けて16年度から始めたもので、同年は名古屋・大阪・東京で、17年度は札幌・福岡・東京で開催しました。本年度はセンター発足20周年記念事業と合わせて開催します。11月11日の東京会場を皮切りに12月2日(土)神戸、2月24日(土)広島の3会場で行います。

 11月の東京コンサートは、ソプラノの大石亜矢子さんと、和太鼓の片岡亮太さん、鍵盤付きハーモニカの大胡田裕さんをメインに、センターに長年にわたり多大のご支援をくださった、亡き星伊久江先生ゆかりの女声コーラス「コール・トゥインクルスター」、若手ヴァイオリニストの川畠成道さん、アメリカを中心に活躍されておられるジャズ・ピアニストの加納洋さんに特別ゲストとして出演していただきます。会場は6月にリニューアルオープンしたばかりの杉並公会堂です。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

競い合い、助け合う コンサート in 東京

日 時:2006年11月11日(土)
12時30分会場 13時30分開演 16時10分終演
会 場:杉並公会堂大ホール
杉並区上荻1-23-15  TEL 03-3220-0401
JR・東京メトロ荻窪駅北口より徒歩5分
入場料:3,000円(全席自由)

チケットのご購入は、電話またはFAX、Mailで直接センターかお近くの郵便局から備付け郵便振替用紙でご送金ください。入金を確認次第ご送付いたします。

チケットご購入専用口座 00150-2-315365
加入者名:社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター

通信欄には、「コンサートチケット購入」とご記入のうえ、枚数を明記してください。
*チケットをお預かりくださる方も歓迎いたします。

問い合わせ先:社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター
〒167-0043 東京都杉並区上荻2-37-10 Keiビル
TEL 03-5310-5051
FAX 03-5310-5053
E-mail mail@siencenter.or.jp

主 催:社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター
後 援:毎日新聞社点字毎日、杉並区
*この事業は競輪公益基金の補助を受けて開催します。
当日はコンサート会場において、視覚障害関連図書と啓発グッズの販売もいたします。

プログラム(予定)
第1部 13:30〜
♪女声コーラス:コール・トゥインクルスター/ピアノ伴奏・坂巻 明子
♪ソプラノ:大石 亜矢子/ピアノ伴奏・川瀬 葉子

休 憩(10分)

第2部 14:20〜
♪和太鼓と鍵盤付ハーモニカ:
和太鼓・片岡 亮太、鍵盤付ハーモニカ・大胡田 裕
♪ヴァイオリン:川畠 成道/ピアノ伴奏・鷲宮 美幸

休 憩(10分)

主催者あいさつ 15:10〜  理事長 高橋 実

第3部 15:20〜
♪ジャズピアノとトーク:加納 洋

終 演 16:10

神戸・広島「競い合い、助け合う コンサート」のお知らせ

神 戸
平成18年12月2日(土) 神戸ピフレホール  (入場無料)
神戸市長田区若松町4-2-15 ピフレSHIN-NAGATA 3F
TEL 078-621-1120

広 島
平成19年2月24日(土) 広島YMCAホール  (入場無料)
広島市中区八丁堀7-1 TEL 082-227-6816

いずれも、地元の若手視覚障害音楽家の皆さんの出演によるアット・ホームなコンサートです。お楽しみに!!
詳細は決定次第「センターだより」誌上などでお知らせいたします。

[目次に戻る][「センターだより」トップページへ戻る]

第4回チャレンジ賞・サフラン賞 候補者募集

三上 奈美恵

 前回もご案内しましたが、「チャレンジ賞・サフラン賞」の候補者を募集しています。応募締切は8月15日(火)消印有効です。

 ご応募いただく際には、応募用紙と推薦書(墨字で1,000字程度)を提出していただきます。応募書類の記載は点字・墨字、どちらでも結構です。ご関心のある方は、電話もしくはFAX、E-mailにて応募書類をご請求ください。
 皆様からのご応募をお待ちしております。

お問い合わせ先:
TEL 03-5310-5051/FAX 03-5310-5053/E-mail mail@siencenter.or.jp

名称:「チャレンジ賞(男性)」「サフラン賞(女性)」
対象:視覚障害のある、いわゆる若い男女で身体障害者手帳所持者。自薦・他薦を問いませんが、職業自立して視覚障害者の文化の向上と福祉の増進に寄与しようとしている人で、気迫と体力と人間味のある人。
選考と受賞者の決定:選考は、センターが委嘱した委員で構成する選考委員会でそれぞれ受賞者1人を決定し、9月末までに受賞者に通知すると共に、センター発行の月刊『視覚障害――その研究と情報』と『支援センターだより』で公表し、関係する報道機関にも関連記事の扱いを依頼します。
応募期間:2006年5月1日(月)〜8月15日(火)
表彰:いずれも賞状と賞金50万円、副賞KGS賞(Braille Memo BM16)を贈ります。
贈呈式:2006年11月11日(土)に視覚障害者支援総合センター20周年記念式典の席上で行います。

選考委員(50音順):
     阿佐 光也氏(日本盲人キリスト教伝道協議会 主事)
     榑松 武男氏(KGS株式会社 代表取締役社長)
     笹川 吉彦氏(日本盲人福祉委員会 理事長)
     田中 徹二氏(日本点字図書館 理事長)
     高橋  実 (視覚障害者支援総合センター 理事長)

これまでの受賞者は次の方々です。(年齢は受賞時)
※サフラン特別賞は第1回のみ
第1回
 チャレンジ賞  渡邊  岳氏(弁護士・36歳)
 サフラン賞   高橋 玲子氏(玩具メーカー勤務・35歳)
 サフラン特別賞 中間 直子氏(三療業・40歳)
第2回
 チャレンジ賞  広瀬浩二郎氏(国立民族学博物館研究員・36歳)
 サフラン賞   三宮麻由子氏(外資系通信社勤務、エッセイスト・37歳)
第3回
 チャレンジ賞  川畠 成道氏(ヴァイオリニスト・33歳)
 サフラン賞   澤田 理絵氏(ソプラノ歌手・31歳)

[目次に戻る][「センターだより」トップページへ戻る]

2007年 チャレンジ カレンダー製作状況

高橋 和哉

 2007年度のカレンダー製作は、昨年の反省から、8月中にはチャレンジで印刷を開始できるようなペースで進めています。
 題材は、「ナスカの地上絵」です。セスナに乗らなければ、晴眼者にとっても見えないものであり、一昨年の星座と同様、視覚障害者とある程度、同じ目線を保てる題材だと思います。また、この春、上野の国立科学博物館で「ナスカの地上絵」の展示があったことも一因です。
 これまで通り、地味で特筆すべき特徴はないと思いますが、なんとなく個性のあるものを目指しています。
 支える会会員の皆様には、1部差し上げることになりますが、プラス1部買っていただけると利用者の工賃にもはね返りますので、よろしくお願いします。

[目次に戻る][「センターだより」トップページへ戻る]

平成18年度視覚障害者大学合格並びに進学状況

理事長 高橋 実

 1949年、諸先輩の粘り強い働きかけで視覚障害者の大学進学が結実して50数年を数える。この間、形式はともあれ「進学・合格調査」を続け、2006年もまとめることができた。本当にご協力ありがとうございました。社会の趨勢と少子化で大学事情は一変した。希望する大学に推薦(AO・社会人枠を含む)で進める道もでき、ほとんどの学生はそれを選ぶようになって、競争複数受験をする学生は少数派。プライバシーの保護などで氏名も性別も報告されなくなって来た。調査の使命も終わったと理解すべきなのか。今後関係者に問うて終止符を打ちたい。

[目次に戻る][「センターだより」トップページへ戻る]

平成18年度奨学生決定

みずほ盲学生点訳介助事業奨学生(5名)
大前 太一   奈良大学大学院 社会学研究科 社会学専攻修士課程
牛若 治子   立命館大学 産業社会学部 産業社会学科
佐久間 舞   佛教大学 社会学部 公共政策学科
鈴木 菜深子  四国学院大学 社会福祉学部 社会福祉学科
平山 健太郎  立命館大学 産業社会学部 人間福祉学科

メイスン財団盲学生点訳介助事業奨学生(8名)
石浦 智美   恵泉女学園大学 人文学部 英語コミュニケーション学科
川崎 百合   日本社会事業大学 社会福祉学部 福祉計画学科
桑原 良恵   名古屋芸術大学 短期大学部 音楽科
鈴木 理恵   ルーテル学院大学 総合人間学部 社会福祉学科
本越 舞    筑波技術大学 保健科学部 情報システム学科
守屋 智恵   立教大学 コミュニティ福祉学部 コミュニティ福祉学科
山下 大樹   桜美林大学 経営政策学部 ビジネスマネジメント学科
楊 雪元    京都市立芸術大学大学院 音楽研究科 研究留学生

聖明・朝日盲学生奨学金奨学生(1名)
石浦 智美   恵泉女学園大学 人文学部 英語コミュニケーション学科

[目次に戻る][「センターだより」トップページへ戻る]

第3回 研修会・講習会を終えて

三上 奈美恵

 去る6月17日(土)、18日(日)に第3回点字技能師(専門点訳者を含む)研修会ならびに点字技能チャレンジ講習会を開催しました。簡単ではありますが、その報告をさせていただきます。

 今回、研修会は54名(うち点字使用者11名)、講習会は29名(うち点字使用者8名、2名が盲導犬ユーザー)の方がご参加くださり、北は北海道、南は宮崎まで全国からお集まりいただきました。毎回、皆様へのご案内の文書には「受講者が少ない場合は取り止めとなるかもしれない」旨を記載しておりました。当初、今回もその可能性があったのですが、点字文化を継承するKGS株式会社の榑松武男社長のご厚意により無事、開催の運びとなりました。紙面をもちまして心より御礼申し上げます。

 研修会では限られた時間の中で専門点訳(古文・漢文、理数、音楽、触図、教科書点訳)のノウハウを講師の先生方よりご教授いただき、講習会では点字技能検定試験合格を目指す方たちへ受験対策の講義だけでなく、実際の試験の臨場感を味わえる模擬試験(学科、校正・点字化)も実施されました。

 当センター主催での開催は最後ということで理事長が発案しました「夕食交流会」を1日目の講座終了後に行いました。受講生の方29名と講師3名、職員8名の合わせて40名の参加となりました。会場をロの字にセッティングし、お互いに参加者の顔と声が見聞きできるようにし、食事の後、3分以内で自己紹介をしました。「3分!?」という声も挙がりましたが、ここぞとばかりに(?)センター職員の本音も飛び出し、受講生の方へのお話に、突如理事長が一言コメントや質問をすることで予想以上に盛り上がりました。お名前は存知あげていても、なかなかお会いしてお話をする機会がない方たちとの交流は楽しいひとときでした。お疲れのところご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 2日目の研修会・講習会合同での「意見交換会」も初めての試みでしたが、6名の講師の先生がご出席くださいましたので、それぞれ的確な回答や情報をご提供いただけたのではないでしょうか。

 この研修会・講習会が最後ということにつきまして、理事長が受講生の方へお送りした手紙の文面をここに転載いたします。

 聞くところによりますと、日盲社協情報サービス部会と全視情協が来年度からこの種の講座を開講するとかで、センターのこの事業が呼び水になったのかと、私の思い上がりかもしれませんが、理由はどうあれこれ以上の喜びはなく予定通り今回で終了することができます。そしてより一層点字の啓発・普及と資質向上、技能師へのチャレンジャーが増え、名実ともに点字技能師に社会貢献してもらえればという思いでいっぱいです。
 最後になりましたが、お忙しい中、講師をお引き受けくださいました10名の先生方、本当にありがとうございました。そして、ご参加いただいた受講生の皆様、日本点字技能師協会の皆様、戸山サンライズの秋吉様ほかスタッフの皆様、これまでこの事業に関わってくださった方々に感謝を申し上げ、報告にかえさせていただきます。
 今回、受講された方の技能検定合格を心よりお祈り申し上げます。

[目次に戻る][「センターだより」トップページへ戻る]

宮路オサムチャリティーコンサート実行委員会より寄附をいただきました

高橋 和哉

 これまで、利用者が印刷作業する際に、原板作成時に使用する油のために、点字用紙を汚すことがありました。また、利用者は視覚障害者であり、このような油シミを紙につけても、わからないこともあり、最終段階で後戻りすることが多々ありました。

 この問題は、手洗いの励行で解決するのだが、ここのビル環境では、頻繁な洗濯は面倒で、継続するのことが困難(特に梅雨時)。また、紙タオルを使用すると、経費はかさむし、ゴミが増える。ということで、エアータオルを申請し、受理されました。

 これで、成果品(教科書)の後戻りは減ると思われます。エアータオルは、成果品の質の向上に大きく貢献すると考えられます。

 宮路オサム様、また実行委員会に対しては、深く感謝いたします。

[目次に戻る][「センターだより」トップページへ戻る]

[戻る][ホームページに戻る]